RUSHを観て

RUSH観てきました。結論から言うと、概ねよくできていて、また観たいので、BD出たら買うと思います。ただし、生涯の1本を塗り替えることはできなかったです。

+な点
・非常にリアルで、細かいところまでよくできていて関心した。
・ハントはちょっと...だけど、ラウダはよく似てた。

-な点
・70年代を最新の映像技術で表現しているんで、何か嘘っぽい感じがした。
・F3からステップアップする過程が速すぎて、レース知らない人には分かり辛い。(フジテレビの三宅アナはレース知らない人でも面白いと言ったけどそれはちょっと?)
・富士のレースシーンはよくできてるけど、ちょっと雰囲気違った。

だけど、この映画の凄いところは、これが実話だってこと。あと、やっぱり70年代後半のF1はかっこいいし、音も良かったことを再認識できた。それと、この頃のF1は不確定要素がてんこ盛りで、また危険な匂いがプンプンしていて、その辺はよく表現してたと思う。どうしても、それと現代のF1を比べちゃうんで、今のF1は面白くないってまた思ってしまった。今のF1は整いすぎる。(技術力やマネージメント力が進歩してるんでしかたがないんですけど)

私の生涯の1本は、やっぱり栄光のル・マンです。あの頃にしては超リアルで、何と言っても、スティーブ・マックィーンはかっこよすぎ。マックィーンは多くを語らなかったけど、表情や仕草で、レーサー心理をよく表現していた。

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